そのスプレー、頭痛の原因になっているかもしれません。
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そのスプレー、頭痛の原因になっているかもしれません。
〜デオドラントスプレーの正しい使い方〜
まだまだ暑い日が続きますね。汗やニオイが気になるこの季節、多くの方が使っているのが「デオドラントスプレー」です。
シュッとひと吹きするだけでニオイ対策ができる便利なアイテムですが、実は使い方を間違えると体に思わぬ悪影響を与えることがあります。
特に「頭痛」との関わりがあることをご存じでしょうか?
デオドラントスプレーに含まれる成分
市販のデオドラントスプレーには、主に次のような成分が含まれています。
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発汗を抑える 制汗剤
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雑菌の繁殖を防ぐ 除菌成分
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香りでニオイをカバーする 香料
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そのほか、保湿成分や清涼成分
これらが組み合わされることで「汗を抑え、ニオイを防ぐ」仕組みになっています。
間違った使い方によるデメリット
便利な一方で、過度な使用は次のようなリスクにつながります。
1. 体温調節ができなくなる
制汗成分によって汗腺がふさがれると、汗をかきにくくなります。
本来、汗は体温を下げる大切な役割を担っているため、必要以上に汗を抑えると 熱中症のリスク が高まります。
2. 肌の常在菌が減る
除菌成分によって皮膚の常在菌まで減ってしまうと、かえって悪玉菌やカビ菌が増える原因に。
その結果、 肌荒れや免疫低下 につながります。
3. 自律神経の乱れで頭痛に
体温調節がうまくいかない状態が続くと、体に熱がこもり、自律神経が乱れやすくなります。
その結果、 頭痛やだるさ が出てしまうこともあるのです。
正しい使い方のポイント
では、どうすれば安心して使えるのでしょうか?
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❌ 全身にスプレーはしない
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⭕ 脇や足元 など、限定して使う
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❌ 1日に何度も繰り返さない
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⭕ 汗は「拭く」「洗う」を基本にする
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⭕ 自分の体質に合った製品を選ぶ
デオドラントスプレーは「ここぞ」という時に上手に取り入れるのが正解です。
頭痛専門院からのアドバイス
当院には「夏になると頭痛が増える」という方が多く来院されます。
その背景には、冷房や汗のかき方、そして今回お伝えしたような「デオドラントスプレーの使いすぎによる自律神経の乱れ」も関係していることがあります。
頭痛に悩んでいる方は、生活習慣の中に隠れた原因を見直すことも大切です。
まとめ
デオドラントスプレーは、使い方を間違えると 熱中症や頭痛のリスク を高める可能性があります。
「便利だから」と毎日全身に使うのではなく、脇や足元などポイントを絞って使いましょう。
正しく使えば、夏を快適に過ごせる強い味方になります。
もし「頭痛がなかなか良くならない」「生活習慣を見直しても改善しない」と感じている方は、専門家に相談することをおすすめします。
さいたま市大宮区の あおば鍼灸整骨院 は、頭痛専門院として一人ひとりに合った改善サポートを行っています。
お気軽にご相談ください。
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※監修:柔道整復師・鍼灸師 尾股朝治
